岐阜浮世絵春画美術館へ

百聞は一見にしかず。
世界で初めての岐阜浮世絵春華美術館に行って参りました。
春画 しゅんが シュンガ・・どう観たらいいんだろう💦
先に訪れていたかおりんにどういう風に観たらいいのかな、なんて聞いていたほどでしたが、心配には及びませんでした😊🍀
圧巻でした。
400年以上前〜明治時代にかけての有名浮世絵師による数々の素晴らしい芸術作品は目を見張るものがあります。 
私達が知っている「浮世絵」というものから漫画チックなもの何メートルにもなる巻物まで45年かけ収集された柴田正寛コレクション2,000点から48点が展示されています。
(これから順番に展示作品を替えていくそうです)
奈良〜平安時代には「偃息図(おそくず)」、江戸時代には「枕絵」や「笑い絵」などと呼ばれていたそう。「春画」の呼称が一般的になったのは同じく江戸時代からだそうです。
美術の教科書にあった葛飾北斎や喜多川歌麿、鈴木春信と言った浮世絵師達はその当時富裕層から依頼されては描かれていたそうです。庶民層向けにも版本の普及で一般に流通していたそうです。
1872(明治5)年の違式詿違条例により販売が禁じられたそうですが庶民達は火除けやお守りとして日常的に所有していたとも・・。
顔料や紙の材質の事など柴田館長は丁寧にご説明をされていらっしゃいました。
また、奥様の律子さんからは美術館を立ち上げるにあたり大変なご苦労があったことなど伺いました。
テレビや雑誌など媒体を介してしか観たことがなかった「春画」、本物の芸術作品を目にした途端、今までの頭でっかちなイメージは完全に吹き飛び
柴田さんご夫妻の芸術的価値を多くの方々に観てほしいと仰られるお気持ちはとても理解できました。
歴史や芸術を好む方、興味がある方は一度ぜひ訪れてみてください。
世界観が広がるに違いありません。
ただ、
やはり非常に衝撃的ですので心臓のお悪い方はご注意を😆
律子さん、ハンカチを取り出して「最初はねこうして隠して観てたのよ。」って。
本当に可愛らしい奥様です😊💕
ありがとうございました🍀

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